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多くのウィルスや細菌は人から人への感染を起こすため

多くのウィルスや細菌は人から人への感染を起こすため、感染者の隔離が必要となる。

通常は患者を隔離し、患者と接触した人へのワクチン注射を行えば感染を防ぐことができるが、兵器として使用された場合多くの人が感染することになるため通常の隔離では対応しきれない。その為状況に応じて地区の隔離や最悪の場合その国への渡航を禁止し国まるごと隔離する必要がある。


主な生物兵器 [編集]

炭疽菌 [編集]
炭疽菌は非常に取り扱いやすく、発芽するまでは各種薬品や紫外線などに対する耐性も非常に強い。

しかも肺に感染する肺炭疽にかかった場合には致死率が90%前後に達する。その為炭疽菌は従来より生物兵器の代表格とされており2001年には実際にアメリカでテロに使用され、死者を出している。日本でも1993年にオウム真理教が東京都江東区亀戸の新東京総本部(登記上の主たる事務所でもあった)で実際に噴霧している。死傷者こそ出さなかったものの悪臭が周辺に漂う騒動となった(亀戸異臭事件)。
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自然界において炭疽菌への感染は炭疽菌が含まれる土壌などにふれることで感染することが一般的である。この場合炭疽菌は皮膚に感染(皮膚炭疽)するが、この皮膚炭疽は治療を行わなかった場合でも致死率は約20%、適切な治療を受ければ約1%まで下げることが可能で、それほど問題はない。

兵器として使用する場合は、皮膚炭疽では威力不足であるため、空気中に散布し、肺に感染させる必要があるが、エアロゾル化にはある程度の技術力が必要である。

炭疽菌に有効なワクチンは存在するが接種に手間がかかる。しかもそれでも1年ほどしか効果がないといわれ、弱いながらも副作用が発生する可能性も比較的高い。そのため一般的には使用されていない。

炭疽菌の兵器としての欠点は感染力が弱いことで、人から人へ感染することはない。

天然痘 [編集]
天然痘は1980年に撲滅がWHOから宣言され、以降種痘の接種は行われなくなった。その為現在では多くの人が天然痘に対する耐性を持っていない。このような状況で天然痘によるテロが起きた場合、速やかな対処は不可能である。

各国では万が一に備え、天然痘に限らず各種ウィルスに対するワクチンの保管をある程度行っているが、現状では保険的な意味しか持たないものにそこまで予算をかけるわけも当然なく、十分な数が確保されているとはいえない。しかも、天然痘ワクチンには極希に重い副作用が起こる場合もあり、万が一のために再び種痘接種を義務化することは好ましくない。

人工的に作られたウイルス [編集]
現在、ウイルスの遺伝子を組み換え、特定の細胞だけを感染・死滅させる研究が特にがん治療の分野で行われている。この技術を応用すれば、人工的に抗ウイルス剤の効かない薬剤耐性ウイルス、又、人がまったく免疫をもたない(現在の鳥インフルエンザH5N1のように)ウイルスの開発が可能である。テロ目的の遺伝子組み換えウイルスの開発・研究は禁止されていても、これを監視するシステムはすべての研究機関にあるとは限らず、世界のどこかで、いつこのような開発が起きていてもおかしくはないのが現状である。また、当然この人工ウイルスに対するワクチンは存在せず(テロリスト(開発者)自身は所持している可能性が高い)、流行してから初めてワクチンの開発が可能になるため、ワクチンができるまで早くても3〜6ヶ月というのが現状であり、国民全員分を用意するには、さらに時間がかかるため、多数の死者が出されると思われる。

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2009年06月09日 11:33に投稿されたエントリーのページです。

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